Allied Living Project

Allied Living Projectを始動します

Allied Living Projectは、不動産事業者を対象としたLGBTQアライコミュニティの形成を目的としたプロジェクトです。

不動産事業者同士で、LGBTQ当事者(同性カップルやトランスジェンダーなど)の住宅ニーズに対応するための知識やノウハウを共有し、取り組みを推進する場です。
このコミュニティでは、賃貸物件の提案、管理サービスの改善、当事者にも使いやすい住宅の商品設計など、事業者としての具体的な課題や取り組みポイントを議論・共有していきます。
また、他社の成功事例や最新の動向を共有することで、企業としての取り組み体制を強化し、多様なニーズに応える業界全体の成長を目指しています。
LGBTQ当事者が安心して暮らせる住環境の実現をサポートするために、共に学び、協力するネットワークを構築します。

悩める不動産会社・担当者の課題を解決するコミュニティ

「Allied Living Project」は、不動産業界における多様性と包括性(D&I)推進を目指し、特にLGBTQ当事者への対応に悩む企業や担当者の課題を解決するための実践的なサポートを提供するコミュニティです。不動産会社が直面する具体的な課題に対し、実用的なアプローチを提案します。

例えば、以下のような課題解決の糸口になることを目指しています。

課題①:SOGIEに配慮した顧客対応の仕方が分からない

  • 背景:営業担当者や顧客接点部門がLGBTQ当事者や同性カップル、トランスジェンダー当事者の顧客対応経験が少なく、どのように接すればよいか分からない。
  • アプローチ
    • LGBTQフレンドリーな接客対応や言葉遣いを学ぶ研修(有償)を提供。
    • 実例を交えた対応ハンドブックを共有し、具体的なケーススタディで対応方法を学習。
    • 他社の成功事例をコミュニティ内で紹介。

課題②:取組に対する社内の理解が不足している

  • 背景:LGBTQへの理解が担当者や一部の従業員にはあるが、経営層や管理職・現場全体に理解が浸透していない。個人的価値観や誤解が原因で抵抗感を示されている。
  • アプローチ
    • 定期的なD&I担当者交流会で、他社の社内推進事例や成功体験を共有。
    • 経営層や従業員全体への啓発を目的とした情報発信のポイントをアドバイス。
    • LGBTQやSOGIEに配慮した就業規則の設計支援(有償)を通じて、制度面から理解を促進。

課題③:どのような取組をどう始めるか分からない

  • 背景:SOGIEに対して配慮ができ、女性の活躍もしやすい企業文化を目指したいが、どこから手をつければいいか分からない。
  • アプローチ
    • コミュニティ内でのディスカッションやノウハウ共有を通じて、最初の一歩をサポート。
    • 実践的なガイドラインを提供し、取り組みの流れや必要なステップを具体的に提案。
    • 小規模な取り組み(例:顧客向けアンケートや簡単な情報発信)から始められる方法を紹介。

課題④:バックラッシュや、顧客・取引先との関係にどう影響するか不安

  • 背景:地域や顧客層の中にLGBTQへの理解が十分ではない状況があるなど、他の顧客や取引先からのバックラッシュが発生する懸念があり、取り組みを推進しづらい。
  • アプローチ
    • レピュテーションリスクを軽減するための効果的な情報発信方法をアドバイス。
    • コミュニティ内で、他社が地域の顧客層と向き合いながら取り組みを進めた事例を共有。
    • LGBTQ対応が他の顧客にもポジティブな影響を与える可能性を伝える研修を提供。

課題⑤:市場価値や事業収益への効果が見えない

  • 背景:LGBTQ対応が顧客満足度や収益にどのように結びつくか不透明で、優先度を上げにくい。
  • アプローチ
    • LGBTQフレンドリーな施策がブランド価値や顧客満足度向上につながるデータや事例を提示。
    • コミュニティ内で取り組み後の具体的な成果やKPIを共有。
    • 「市場価値を高めるためのLGBTQ対応」という視点を含めたアプローチ方法を提案。

Allied Living Projectが提供するもの

個のアライコミュニティに参加することで、以下の特典を活用することが可能です。業界における先進的な取り組みを学び、自社のサービスや働き方の改革に活用されることことを期待するものです。

  1. 業界の取り組み事例の共有
    他社がどのようなLGBTQ支援の取り組みを行い、どのような成果を上げているかを学ぶことで、自社の施策に生かすことができます。
  2. 情報発信のアドバイス
    LGBTQ当事者へのメッセージや情報発信で、誤解やバイアスを生まないためのポイントを具体的に学べます。
  3. 資料や対応ハンドブックの閲覧
    LGBTQフレンドリーな接客や業務改善のための実践的なガイドラインや資料を提供。日々の業務にすぐ活用できます。
  4. 定期交流会への参加
    D&I推進担当者や他の企業との交流を通じて、取り組みのヒントやネットワークを構築できます。業界内の繋がりを深める機会を提供します。
  5. LGBTQフレンドリーな接客対応研修(有償)
    お客様対応の最前線にいるスタッフが、LGBTQ当事者に寄り添った対応を行うための実践的なスキルを習得できます。
  6. SOGIEに配慮した就業規則設計の支援(有償)
    すべての従業員が安心して働ける環境を構築するために、SOGIE(性的指向や性自認)に配慮した就業規則の設計を専門的にサポートします。

なぜ今、Allied Living Projectが必要なのか?

多様性が尊重される社会の中で、LGBTQ当事者に配慮したサービスや職場環境を整えることは、企業の信頼性やブランド価値を高める重要な要素です。このコミュニティは、貴社がLGBTQ当事者に対する理解を深め、具体的な行動を起こすためのプラットフォームとして設計されています。

「多様性が受け入れられる住まいと職場」を実現するために、Allied Living Projectとともに新たな一歩を踏み出しませんか?

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